海外協定校との交流

海外協定校との交流

海外協定校とのネットワークの構築

現在、東京大学では世界の約30ヶ国/地域の約120校と研究科者および留学生の交流を推進するため協定が締結されています(http://www.oice.t.u-tokyo.ac.jp/参照)。日本語教室では、交換留学生を送り出す海外協定校と東京大学間において、スムースに日本語学習を遂行できることを目指し、ネットワークを構築し、情報を共有してきました。中でも欧州のスウェーデン王立工科大学(KTH), スイス連邦工科大学チューリヒ(ETH), エコール・ポリテクニーク、ケンブリッジ大学工学部、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部(ICL)、ミュンヘン工科大学(TUM)、シュツットガルト大学、ダルムシュタット工科大学、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT), プリンストン大学、ハーバード大学、アジアではインド工科大学カンプール校(IIT-Kanpur)、インド工科大学ボンベイ校(IIT-bombay)とは、それぞれの機関の日本語教室訪問を通して、連携を深めてきました。

日本人学生の国際化推進

日本人学生が短期間の留学体験から国際的な学術環境に触れ、人的交流を通じて留学の意義を考え、かつ自己研鑽の楽しさを実体験することを目的に、海外協定校日本語教室と連携し交流を促す企画・運営をしています。海外協定校の日本語科目受講生と共に、協定校の講義・ゼミに参加、英語による学術発表、研究室訪問、日本語教室訪問などを通して留学生活を体験し、長期留学へのファーストステップとするという趣旨で企画しました。

2016年度より日本語教室が主体となり、IIT-Kanpur大学で、日本語授業ボランティアの体験活動を立ち上げました。2017年度はスウェーデン王立工科大学でも体験活動を実施しました。2019年度には、あらたにミュンヘン工科大学での体験プログラムを実施しました。体験活動は、東京大学の日本人学生が異文化を理解・尊重し、グローバル意識を育てることを目的としています。そのため、海外協定校の日本語教室の留学生との交流プログラムを企画し、実践しています。このような協定校との交流は、下記のとおりです。